スポイトで画面外の色を拾う!【Illustrator CC・Photoshop CC】 - 岡山のホームページ制作・Web制作会社|株式会社スイッチ

スポイトで画面外の色を拾う!【Illustrator CC・Photoshop CC】

Switch Staff
スポイトで画面外の色を拾う

こんにちは。 アイスボーン発売ということで、最近ハンター生活に戻った松井です。

今回はとても地味〜な、スポイト機能のお話をしたいと思います。
例えば、皆さんはブラウザから色を拾うときはどうされているでしょうか?
スクリーンショットを取ったり、
ブラウザ上で使えるスポイトのアプリなどを使われる方が多いかもしれません。
ですが、実はIllustratorとPhotoshopでは標準のスポイト機能で画面外の色を拾うことができちゃうのです。

●画面外の色を抽出する方法

①色を変更したいオブジェクトを選択します
②スポイトツールを選択し、クリックしたまま画面外へスポイトを移動させます。
するとブラウザ上の色を拾うことができます。

これだけで、デスクトップやアプリケーションDockなどの色も拾えちゃいます。
やってみるととても簡単。
Illustrator、Photoshopどちらでも使える小技です。

ちなみにこの方法、たま〜に何かの不具合で、
ブラウザで見えている色とは違う色を拾ってしまうことがあります。
そんなときは大人しくスクリーンショットか、スポイトアプリを使うしかありません・・・

●Macなら標準アプリのスポイトツールがある
Macには標準でスポイトツールがあります。

アプリケーション→ユーティリティ→「Disital Color Meter」というアプリです。
このアプリを起動中はカーソルを合わせた部分のRGB値を表示してくれます。
Webデザインで多く利用される色の値は16進数ですが、 デフォルトのままだとRGBの取得になるため、
少し設定を変更する必要があります。

【使い方】
①「表示」→「値を表示」から数値を16進数に変更
②拾いたい色にカーソルを合わせた状態で Shift+Command+C を押すと
カラーコードをコピーできます。
③Illustrator、Photoshopのカラー設定にカラーコードを貼り付けて、終わりです。

これで確実に色を拾えましたね!

今回は「画面外の色を抽出する方法」について紹介してみました。
地味ですが、この小技を使えるとポンポン色を拾えます!
画面上の色を拾いたい方はぜひ使ってみてください。

では良いAdobeライフを!