商工会議所青年部のイベントへ向かう道中、大人たちが本気でAIに「謎解き」をさせてみた結果… - 岡山のホームページ制作・Web制作会社|株式会社スイッチ

商工会議所青年部のイベントへ向かう道中、大人たちが本気でAIに「謎解き」をさせてみた結果…

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Tsunetsugu
スマホでAIに謎解きの問題を解かせようとするビジネスパーソンたちのイラスト

謎解き脱出ゲームの「宿題」を、大人たちが本気でAIに解かせてみた結果…

先日、岡山県商工会議所青年部連合会(岡山県連YEG)が主催する交流事業、謎解き脱出ゲーム「YEGミッション:インポッシブル 〜目の前の不可能を撃破して進め!〜」に参加してきました。

「知力だけでは脱出できない、体力だけでは戦えない。YEGの仲間のチカラを合わせて脱出せよ」というコンセプトどおり、仲間と協力しながら謎に挑む、とても盛り上がるイベントでした。

このイベント、事前の「宿題(アイテムのカギ)」として、チラシにある謎が出題されていました。今回は、その謎を巡って、会場へ向かう行きの道中で始まった、ちょっとした「AI対決」の顛末をご紹介します。

出題された「宿題」の謎

チラシに書かれていたのは、こんな謎でした。

チラシに出題された謎。「みんなで力を合わせて法則を推理せよ」という見出しと、数字の群れ。最初の16の右肩に濁点が付いている。
実際のチラシの謎。注目してほしいのが、左上の「16」の右肩に打たれた濁点(゛)です。

お気づきでしょうか——この謎、先頭の「16」だけにさりげなく、しかし確かに濁点(゛)が打たれています。このちょっとした印が、実は解読の大きなヒントになっていました。

「?」に入る言葉は何か——。これを解くのが宿題です。会場へ向かう道中、会議所のメンバーと一緒に進みながら、誰からともなく「これ、AIに解かせてみようぜ」という話になり、その場で一斉に各自の“推しAI”に挑ませることになりました。

各AIの反応:ChatGPT、Gemini、Claude、そしてManus

メンバーが使ったのはChatGPT(通称チャッピー)とGemini。そして私は、Claudeと自律型エージェントのManus(マナス)を走らせました。チラシの画像を読み込ませ、いざスタートです。

結果は、なかなかにカオスでした。

  • ChatGPT(チャッピー)& Gemini:自信たっぷりに答えを返してくるものの、いずれも不正解。しかもChatGPTは、質問した人によって出てくる答えがバラバラという迷走ぶりでした。
  • Claude(私が担当):すぐには答えを出さず、まず「この謎、ちょっと法則が見えにくいので、まず手元でしっかり詰めてみます。少し調べさせてください」と“前置き”からスタート。「数字を取り違えていないか、画像をきちんと確認します」と慎重に検算を始めたものの、立てた規則性の仮説(線形モデル)が途中で破綻してしまい、なかなか正解にたどり着けませんでした。

最後に頼れたのはManus。ただし約10分

そんな中、私がもう一つ走らせていたManusだけは違いました。Manusは自らツールを使って試行錯誤する自律型のAIエージェントです。

すぐに答えは出ませんでしたが、じっくり考え続けること約10分——見事に正解を導き出しました。その答えは……

「ようかん(羊羹)」です。

ヒントは「みんなで力を合わせて」という言葉の並び順に隠されていました。数字の羅列を、この言葉の順番と照らし合わせて読み解くと、答えの言葉が浮かび上がる仕組みだったのです。言われてみればなるほど、ですが、初見でここに気づくのはなかなか手強い謎でした。

面白いオチ:Claudeの負けず嫌い?

この話には、もう一つ愉快なオチがあります。

まだうんうんと悩んでいたClaudeに、「マナスと一緒に解けたよ」と伝えてみました。すると急にスイッチが入ったのか、Claudeの思考回路がなぜか英語モードに切り替わったのです。「Hmm, this isn’t working. The model must be wrong. Let me think totally differently.(うまくいかない。モデルが間違っているに違いない。まったく別の角度で考えよう)」と自分に言い聞かせるように方針転換。

そこからは日本語の五十音表に立ち返り、「あ=1、い=2、う=3…」「か=6、き=7、く=8…」と、空きマスまで含めた表の位置に数字を対応させる総当たりを、英語で延々と続け始めました。そしてさらに約10分後——Claudeも自力で正解にたどり着いてきたのです。まるで「あいつには負けたくない」と言わんばかりの粘りに、思わず笑ってしまいました。言い訳から入るのに、火がつくと母国語(?)を切り替えてまで食らいつく。AIにも、なんだか人間くさい負けず嫌いな一面があるのかもしれません。

まとめ:AIにも“個性”がある。だからこそ「適材適所」

今回の即席AI対決を通じて、モデルごとに驚くほど「個性」が違うことを実感しました。瞬発力はあるが詰めが甘いAI、慎重に解説から入るAI、そして時間はかかっても粘り強く正解を導く自律型エージェント——それぞれに得意・不得意があります。

これは、業務でAIを活用するときにもそのまま当てはまります。「AIなら何でも一発で解決」ではなく、タスクの性質(スピード重視か、正確性重視か、自律的な試行錯誤が必要か)に応じて最適なAIを選び、使い分けることが成果を左右します。

株式会社スイッチでは、各AIの特性を踏まえたうえで、お客様の業務に最適なAI導入・活用をご支援しています。「うちの業務にはどのAIが合うのか分からない」という段階でも大丈夫です。まずはお気軽にご相談ください。